Landscape

地域デザイン公共空間進行中プロジェクト

上板橋駅南口

所在地
東京都板橋区
協働
URリンケージ・Ney & Partners Japan
かみいたグリーンファンド(X:@Kamiita_GF

都市計画に基づき整備される駅前広場と都市計画道路、2つの再開発事業の横断的な空間づくりを都市デザインの視点により提案を行い、現地での活動やワークショップ等を通じて“上板橋らしい”駅前空間のあり方を探るプロジェクトである.

上板橋駅南口は、低層の建物が立ち並ぶヒューマンスケールの商店街が形成されてきたが、これらの街並みとは大きくスケールの異なる広場や建物が整備されることになる.

現在の上板橋のいいところを引き継ぎつつ、新しい時代に相応しい、緑豊かで多世代が交流できる駅周辺の将来像を議論するため、「かみいた南未来会議」を立ち上げ、模型などを介した議論の場を運営支援した.

これらの結果をもとに、現状の街と新たに立ち上げる建築物等を「つなぐ」ことをコンセプトとし、上板橋の原風景を生み出す植栽計画などを計画している.

現在は工事ヤードの一部を“7の広場”と名付け、駅前広場に植える予定の植物と同じものを植えて、水やりや草刈りなどの管理の内容も計画されているものと合わせることで、適切な植物の成長管理が可能か、成長度合いや維持管理のしやすさなどを検証する実験を進めている.

地域住民とともに駅前の緑を育てる取り組みとして「かみいたグリーンファンド」を立ち上げ、定期的な活動を継続している.駅前空間を完成形として整備するのではなく、地域とともに育て続けるプロセスそのものをデザインしている.