岡山電鉄 サインリニューアルデザイン|Landscape Design
岡山電鉄(通称:岡電)の路面電車は、岡山駅前から観光地である岡山後楽園、岡山城を結ぶ主要交通機関であり、市民だけでなく多くの観光客が利用している.
しかし現状としては、サインの内容が伝わりづらく観光客がバス等の他の交通機関を利用してしまうという課題があったため、老朽化に伴うリニューアルとしてデザインを行った.
岡電は岡山後楽園、岡山城を通る東山線と南方向に延びる清輝橋線の2路線あり、初めて岡山を訪れた外国人観光客でも岡山駅前電停において迷うことなく岡電を利用できるよう2路線のテーマカラー(赤い・緑)を展開するサインシステムとした.
案内サインの他にも、バナーや路面標示、車内路線図などのサイン類も同じシステムによりデザインを行うことで直感的に分かりやすいサインを目指した.
また、まちなかで電停の存在をアピールするため、岡電のテーマカラーをレンガ色に設定し、案内サインの背面や上屋に同色を採用することで電停自体のサイン化をねらった.(現在一部整備中)
- 竣工
- 2017-04(一部)
- 住所
- 岡山県岡山市
- 内容
- 実施設計、監理
- 事業者
- 岡山電気軌道(株)
- デザイン監修
- 水戸岡鋭治
- 協力
- (株)アトリエU.D.I.都市設計研究所